試験の概要
日本の全遺産と、世界の代表的な遺産300件から出題
四択のマークシート(会場受検)またはCBT。100点満点中60点以上で合格です。
60問問題数
60分試験時間
60点合格ライン(100点満点)
27件日本の世界遺産(2026年)
1,273件世界遺産の総数(2026年)
あなたの学習状況
合格までの4週間プラン
- 1週目:要点ノートの「世界遺産の基礎」「登録基準」を読み、分野別演習「基礎知識」で8割を目指す。
- 2週目:日本の27件を年表ごと覚える。演習「日本の遺産」を全問。出題の約3割を占める得点源です。
- 3週目:地域別に世界の遺産を一周。キーワード(人物・王朝・登録基準)とセットで覚える。
- 4週目:模擬試験を3回以上。苦手復習で間違えた問題だけを潰し、最新動向を最後に確認。
スマホのブラウザで「ホーム画面に追加」すると、アプリのように全画面で開けます。一度開けば電波のない場所でも使えます。
問題はすべてこのサイトのオリジナルです。過去問の転載ではなく、ユネスコ世界遺産センターの公開情報や各遺産の公式情報をもとに作成しています。受検申込・最新の試験要項は世界遺産検定の公式サイトで確認してください。データは2026年7月の第48回世界遺産委員会(釜山)の結果まで反映しています。
スキマ学習
片手で、1セット1〜2分
カードをタップして答えを見て、「覚えた」か「まだ」を押すだけ。電車の1駅ごとに1セット進められます。
要点ノート
覚えるべきことを一冊に
世界遺産の基礎
- 世界遺産条約:1972年、第17回ユネスコ総会(パリ)で採択。1975年発効。日本は1992年に125番目の締約国として批准。
- 誕生のきっかけ:エジプトのアスワン・ハイ・ダム建設でヌビア遺跡が水没の危機に。1960年からユネスコがアブ・シンベル神殿の移築救済キャンペーンを実施。1966年のヴェネツィア・フィレンツェの大洪水も契機に。
- 自然遺産の統合:1965年にアメリカが「世界遺産トラスト」を提唱。文化と自然を一つの条約で守る形に。
- 最初の登録:1978年に12件。ガラパゴス諸島、イエローストーン、アーヘン大聖堂、クラクフ歴史地区、ヴィエリチカ岩塩坑、ゴレ島、ラリベラ、キト市街など。
- 世界遺産委員会:締約国から選ばれた21か国で構成し、原則年1回開催。登録の可否を決める。事務局は1992年設置の世界遺産センター(パリ)。
- 諮問機関:ICOMOS(国際記念物遺跡会議・文化遺産を調査)、IUCN(国際自然保護連合・自然遺産を調査)、ICCROM(文化財保存修復研究国際センター・ローマ/研修や技術支援)。
- 勧告の4段階:記載(登録)/情報照会(追加情報を出せば翌年以降に審議可)/登録延期(推薦書の再提出と再調査が必要)/不記載(原則として再推薦不可)。
- 登録の条件:顕著な普遍的価値(OUV)があり、登録基準を1つ以上満たし、完全性(全遺産)と真正性(文化遺産のみ)を満たし、保護管理体制があること。推薦の前に暫定リストへの記載が必要。
- 重要文書:1992年「文化的景観」の概念導入(初の例は1993年のトンガリロ国立公園)/1994年「グローバル・ストラテジー」で登録の偏りを是正/1994年「奈良ドキュメント」で文化の多様性に応じた真正性を確認/2002年「ブダペスト宣言」で4つのC、2007年にCommunityを加えて5つのC。
- 危機遺産リスト:「確認危険」と「潜在危険」の2種。登録抹消は3件のみ:アラビアオリックスの保護区(オマーン・2007年)、ドレスデン・エルベ渓谷(ドイツ・2009年/橋の建設)、リヴァプール海商都市(イギリス・2021年/再開発)。
- 世界遺産基金:締約国の分担金(ユネスコ通常予算分担金の1%以内)と任意拠出金が財源。
- 関連用語:緩衝地帯(バッファーゾーン)/トランスバウンダリー・サイト(国境を越える遺産)/シリアル・ノミネーション(複数の構成資産で一つの価値)。
- 別の制度:無形文化遺産保護条約(2003年採択)、「世界の記憶」(記録物の事業)は世界遺産とは別物。
登録基準(i)〜(x)
文化遺産の基準
(i)人間の創造的才能を表す傑作
(ii)建築・技術・都市計画などで、ある期間・文化圏内の重要な価値観の交流を示す
(iii)現存する、または消滅した文化的伝統・文明の唯一の、または稀な証拠
(iv)人類の歴史の重要な段階を物語る建築様式・技術の集合・景観の顕著な見本
(v)伝統的な集落や土地・海洋利用の顕著な見本で、環境と人間の相互作用を示す
(vi)顕著な普遍的価値を持つ出来事・伝統・思想・信仰・芸術作品などと直接関連(他の基準と併用が望ましい)
自然遺産の基準
(vii)ひときわ優れた自然美・美的価値を持つ自然現象や地域
(viii)生命進化の記録、地形形成の地質学的過程など、地球の歴史の主要な段階を示す
(ix)陸上・淡水・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化・発展における生態学的・生物学的過程を示す
(x)絶滅危惧種を含む、生物多様性の保全にとって重要な自然生息地
原爆ドームとアウシュヴィッツ・ビルケナウは基準(vi)のみで登録された例外的な「負の遺産」。2005年から10項目の統一基準になりました。
日本の世界遺産 27件
| 年 | 遺産名 | 種別 | 覚えるポイント |
|---|
世界の頻出遺産
最新動向(2024〜2026年)
- 2026年 第48回委員会:韓国・釜山で開催。新規登録25件(文化19・自然5・複合1)で、世界遺産は1,273件、危機遺産は58件に。
- 日本:「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県・構成資産19件)が登録され、日本の世界遺産は27件(文化22・自然5)に。奈良県内では4件目。
- 主な新登録:アルヴァ・アアルトの作品群(フィンランド)、1944年のノルマンディー上陸作戦の海岸群(フランス)、景徳鎮の手工芸磁器産業遺産群(中国)、サールナートの古代仏教遺跡(インド)、オリンポス山周辺地域(ギリシャ・複合)、シディ・ブ・サイドの村(チュニジア)、オケフェノキー国立野生生物保護区(アメリカ)など。
- 危機遺産:ウィーン歴史地区(オーストリア)が危機遺産リストから解除。パラマリボ歴史地区(スリナム)、ティルス(レバノン)などが新たに記載。セバスティア(パレスチナ)とアメル山の城塞群(レバノン)は緊急手続で登録と同時に危機遺産入り。
- 2025年 第47回委員会:パリのユネスコ本部で開催。
- 2024年 第46回委員会:インド・ニューデリーで開催。「佐渡島の金山」(新潟県)が登録。
分野別演習
1問ずつ解いて、すぐに解説を読む
模擬試験
本番と同じ60問・60分
基礎知識・日本・世界各地域・最新動向を本番に近い比率で出題します。解答中は正誤を表示しません。
苦手復習
間違えた問題だけをもう一度
演習・模擬試験で間違えた問題がここに溜まります。正解すると一覧から外れます。